善人か悪人か?
昨日はパース散策で、いろいろな人と話をしたと言ったが、
まだ話好きのおじさん一人のことしか書いていない。
実はもう一人、ご婦人のことをぜひ書いておきたい。
外国旅行をするとき、一人で行くか団体旅行で行くか
大きな問題である。それぞれ一長一短がある。
まず、団体旅行は安心で、気楽である。
反面、変化に乏しい嫌いがある。
その点、一人旅行は変化の連続でひと時も気が休まらない。
何が起こるかわからない。全て自分で判断して解決しなければならない。
そんなにしてまで、どうして一人旅をするのか、
そのスリルがたまらないのである。
さて、上記のご婦人のことに話を戻そう。
私が電車を降りると、すぐ私に話しかけて来た。
どこまで行くんですか、と。
美術館まで、と私は言った。
すると、彼女はプラットホームからどう出て、
どう行けば良いか、事細かく教えてくれた。
おかげさまで、そこが駅のすぐそばだったこともあって、
すぐに見つけることができた。
彼女の場合は、明らかに善人だった。
しかし、みんながみんな善人とは限らないのである。
私は過去危ういところ騙されそうになったことがある。
このことについては、話が長くなるので、今日はやめさせていただくことにする。
要するに旅はスリルに満ちているのである。
Not everyone is a good person.
Hiroshi