「荒野の墓標」
今日は、エリーナが私を西オーストラリアの代表的観光地である
ピナクルスに連れて行ってくれた。
ガイドブックによると、
「太古の昔、海辺だったこの一角に貝が堆積し石灰岩質の土台を造り上げた。
そこに深く根を張った原生林が枯れた後、大地が風化されていき、
根の間に残った石灰岩層が、まるで塔のように残ってできたのがピナクルスという。」
片道3時間ほどもかかるところだったが、
自然の驚異を感じさせる壮観さに目を見張った。
「殺伐とした黄砂のなか、
人の背丈を越える石灰岩塔が林立するその様は、
世界の終わりを感じさせる。」ということで
別名「荒野の墓標」の異名を持つ。
エリーナと一緒に (後ろに小さく見えるのがピナクルス)
A miracle of nature surprised us.
Hiroshi